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強調スニペットとは?表示されるメリットから表示させる方法まで紹介

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強調スニペットとは、ユーザーが質問に対して回答を求めるようなキーワードで検索した際に、信頼性の高いサイトから回答にあたる部分を抽出して表示する仕組みのことです。

強調スニペットに表示されることで高い検索流入が期待できるので、あえて強調スニペットへの表示を狙いたいと思う方も多いはずです。

ただ中には、 「どうしたら強調スニペットに表示できるの?」「どんな効果があるの?」 などの疑問を抱えているユーザーもいるかと思います。そこで今回の記事では強調スニペットとは何かというところから、期待できる効果や具体的な対策などを詳しくご紹介していきます。初心者にも分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

強調スニペットとは?

カラフルな黄色いカードに書かれたはてなマーク

強調スニペットとは、導入文でも説明した通り、ユーザーが質問に対して回答を求めるようなキーワードで検索した際に、信頼性の高いサイトから回答にあたる部分を抽出して表示する仕組みのことです。強調スニペットにはサイトから抽出された回答部分の他にページのリンクやページタイトルなども一緒に表示され、ユーザーが見やすいようになっています。基本的にユーザーの質問に対しての回答が表示されるため「〇〇 とは」などと検索すると表示されることが多いです。端的に回答を知ることができるためユーザーにとっては便利な仕組みです。

例えばユーザーが「動画 とは」と検索をかける場合、ユーザーは「動画ってどんな意味があるのか」と考えて検索しています。そこで強調スニペットに回答として「動画は〇〇のこと」と端的に表示されます。必ずしも「とは」がついているから強調スニペットが表示されるわけではなく、「価格の相場」や「手順」などが回答になる場合には強調スニペットとして表示されることもあります。反対に、検索したキーワードによっては、強調スニペットが表示されないこともあるため、対策にも注意する必要があります。

強調スニペットに表示される効果・メリット

開いた本から出てくる「BENEFITS」の文字

強調スニペットについてある程度理解していただけたと思うので、ここでは強調スニペットに表示される2つの効果・メリットをご紹介します。

  • 検索流入の増加が期待できる
  • 音声検索のSEOに有利

検索流入の増加が期待できる

強調スニペットに表示される一番のメリットは「検索流入の増加が期待できる」ことです。強調スニペットは通常の検索結果1位に表示されているサイトよりも上位に表示されるため、「0位」とも呼ばれています。そのため、どのコンテンツよりも上に表示されユーザーに見てもらえる確率が高くなり検索流入の増加が期待できます。もし自身のサイトが強調スニペットに表示されたとすると、検索結果1位に表示されているコンテンツのクリック数を超える可能性が高くなり、爆発的に検索流入が増えやすいです。

ただ後述しますが、強調スニペットは自身で明確な対策をすることができないため「Googleアルゴリズムの変更」や「Googleのペナルティ」などを受けてしまうと強調スニペットに表示されなくなってしまいます。その場合、一気に検索流入が減ってしまうため、安定的に検索流入を獲得できるわけではないという点に注意しましょう。

音声検索のSEOに有利

近年スマホの普及によりPCからの検索に加えてモバイル端末からの検索も増えてきたため、SEO対策としてサイトのモバイル端末最適化も重要なポイントになっています。加えて海外を中心に「音声」からの検索も増えてきていて、「音声検索のSEO」も注目されています。

音声検索とはスマホの「Siri」や「Googleアシスタント」などの音声アシスタントを使って音声のみで検索することで、この音声検索と相性がいいのが「強調スニペット」です。 強調スニペットは端的に質問に対する回答を表示してくれるため、サイトのリンクをクリックしなくても知りたい情報を瞬時に取得することができます。音声検索を使うユーザーはできるだけ手順を省いてすぐに情報が知りたいため、瞬時に情報を得られる強制スニペットは相性がいいと言えます。ただ海外で音声検索は主流ですが、日本では「人前で音声検索が恥ずかしい」という理由から浸透していないため利用者が少ないのが現状です。

強調スニペットとナレッジグラフ、リッチリザルト(リッチスニペット)の違い

複数色のブロックの中から、一つだけの赤いブロックを選ぶ様子

強調スペニットと似ている言葉で以下の2つがあります。

  • ナレッジグラフ
  • リッチリザルト(リッチスニペット)

よく混合されがちですが、それぞれ意味が異なるので強調スニペットとの違いを詳しく見ていきましょう。

強調スニペットとナレッジグラフの違い

強調スニペットと混合されがちな言葉に「ナレッジグラフ」というものがあります。ナレッジグラフとはGoogleの検索アルゴリズムの1つで、PCでいうとページの右側に表示されている、検索キーワードに関連性の高い情報をまとめて表示しているものです。一般的に人物や団体、音楽などの情報がまとめられていることが多く、強調スニペットと見た目が似ているため混合されがちです。

強調スニペットとの大きな違いは、強調スニペットがサイトの一部の情報を抜き出して表示しているのに対して、ナレッジグラフはGoogleが関連情報をまとめて表示している点です。ナレッジグラフはGoogleが管理しているため、修正の提案をすることはできますが、ユーザーが意図的に対策することができません。

またPCの検索ではナレッジグラフは右側に表示されますが、強調スニペットは左側のサイト一覧の上部に表示されます。ただモバイル表示だとナレッジグラフもページ上部に表示されるため見極めづらくなってしまいます。

ナレッジグラフ表示例

※ ナレッジグラフ表示例

強調スニペットとリッチリザルト(リッチスニペット)の違い

「リッチリザルト(リッチスニペット)」は強調スペニットと言葉が似ているためよく混合されてしまいますが、意味も見た目も大きく異なります。リッチリザルト(リッチスニペット)とは、検索結果一覧に表示されているサイトのタイトル下の3行程度の説明文(スニペット)を拡張したものです。よく見る形としては、食べログやショッピングサイトなどで表示されている星マークや価格などが挙げられます。

強調スニペットは検索結果の一番上に表示されて大きく表示されるのに対して、リッチリザルト(リッチスニペット)はあくまでもスニペットを拡張しただけなので表示される順位に変動はありません。また表示されている内容も全く違うので混合しないように注意しましょう。

リッチリザルト(リッチスニペット)表示例

※ リッチリザルト(リッチスニペット)表示例

リッチリザルト(リッチスニペット)についてはこちらも参考にしてみてください。
検索ギャラリーを見る | Google 検索デベロッパー ガイド

強調スニペットの表示例

強調スニペットには表示される形式に以下の4つの種類があります。

  • 画像と文章
  • リスト
  • 動画

それぞれ特徴が異なるので詳しく見ていきましょう。

文章(+画像)

強調スニペットの表示例-文章(+画像)

強調スニペットで最も主流な形が「文章(+画像)」で表示されるタイプです。この形式で表示されるのは「〇〇 とは」「〇〇 意味」など質問して回答を求める検索が多いです。サイトの回答にあたる部分が一部抜粋されて文章で表示され、サイト内にある画像と一緒に表示されることがほとんどです。文章サイズも大きく、枠で囲まれているため見やすく、端的に情報が知りたい方に伝わりやすいように表示されます。文章のみで表示されることもありますが、よく見るオーソドックスなタイプになります。

強調スニペットの表示例-表

「表」は強調スニペットとして採用されたサイト内の表部分が抽出されて表示されるタイプです。基本的に「〇〇 料金」「〇〇 一覧」などで検索した際に表示されることが多いのが特徴です。表は全てが表示されるわけではなく数が多い場合は省略されて表示されます。あくまでも簡易的に表示されるため、料金相場が知りたい方などに便利な強調スニペットです。サイト内から抽出するため、サイトの上部に表が必要というわけではなく下方に設置したとしても強調スニペットとして採用されることもあります。

リスト

強調スニペットの表示例-リスト

「リスト」は強調スニペットとして採用されたサイト内のリストタグなどでマークアップされた部分が抽出されて表示されるタイプです。基本的に「〇〇 手順」「〇〇 方法」などで検索した際に表示されます。見た目でわかりやすいように数字やドットで表示されるため、端的に使い方や手順を知りたいという方に便利です。リストも画像と一緒に表示されることもあり、目にとまりやすいのも特徴です。また手順などの需要があるキーワードでコンテンツを作る場合は、リストを挿入することで強調スニペットとして採用される可能性が高いです。

動画

強調スニペットの表示例-動画

「動画」は強調スニペットとしてサイトではなくYouTubeの動画が抽出されて表示されるタイプです。これまでのタイプと異なり、サイトから抽出されないというのがポイントです。

動画の強調スニペットとして最も多いのが「音楽」です。例えば「小さな恋の歌」で検索をかけたとすると、強調スニペットとしてYouTubeの「小さな恋の歌」のミュージックビデオと共に「歌詞」「配信中のサービス」「アルバム情報」などが一緒に表示されます。加えて「他の人はこちらを検索」など複数の情報が表示されるためユーザーの利便性が高いのが魅力です。

強調スニペットとして表示させるには?

「HOW」と黒板に書く手

ここまで、強調スニペットについて詳しく紹介してきました。では、具体的にどのような対策を施せば強調スニペットに表示されるのでしょうか?結論から言えば、Googleが推奨する方法はありません。100%採用されるわけではないが、採用される傾向をつかみ、採用される確率を上げるようにするしかありません。

ここでは強調スニペットとして表示されるために効果的と思われる方法を4つご紹介します。

  • わかりやすい記述を心がける
  • SEO対策して上位表示させる
  • マークアップは適切に
  • Googleのポリシーに違反しない

わかりやすい記述を心がける

当たり前のように感じますが、強調スニペットに表示するテキストはわかりやすいものである必要があります。曖昧な表現ではなく、断言するように「〜だ」と自信を持って言い切ることです。

また、そもそも自分でも意味を理解していないコンテンツを作る場合、まずは自分自身で内容をしっかり理解するのもポイントです。自分自身で理解が深まったところで、文章作成にのぞみましょう。意味の伝わりやすい端的な文章を記載することで、強調スニペットに採用される確率は高まります。反対に、わかりにくく曖昧な文章は強調スニペットに採用されにくくなります。注意しましょう。

SEO対策をして上位表示させる

強調スニペットに表示させる明確な方法は存在しないと紹介しましたが、検索結果で上位に表示されているサイトは強調スニペットに採用されやすい傾向があります。検索結果でも強調スニペットでも、結局はGoogleの評価基準の一種です。そのため、SEO対策を施して検索結果での評価を得ることで、強調スニペットにも採用されやすくなるのです。

そして、強調スニペットは全てのキーワードで表示されるものではありません。また、一度表示されていたキーワードでも、 Googleのアルゴリズム変更により突然表示されなくなることもあります。強調スニペットはあくまでも副次的な効果であり、基本的なSEO施策を施してサイト全体の評価をあげておくことが重要です。

マークアップは適切に

強調スニペットで採用されるためにはGoogleのクローラーにしっかりとサイト内のコンテンツ情報を受け取ってもらう必要があります。そのため、サイト内をHTMLで適切にマークアップすることが重要です。例えば、テキストであれは段落を表すpタグで、リストであればulタグやolタグ、その子要素としてliタグなどを使い、適切なマークアップを行います。すると強調スニペットとして採用するための、適切な回答をサイト内から見つけやすくなり結果として採用されやすくなるわけです。

正しくマークアップしていなくても強調スニペットに採用される可能性はあります。ただ確率を上げたいのであれば、クローラーに伝わりやすくマークアップすることをおすすめします。

Googleのポリシーを違反しない

強調スニペットはGoogleが評価しているため、Googleのポリシーに違反する内容をコンテンツに盛り込まないようにしましょう。例えば暴力的表現が含まれていたり、露骨な性的表現が含まれていたりすると強調スニペットに表示されないどころかペナルティを受けてサイト自体も上位に表示されなくなってしまいます。

Googleのポリシーはユーザーの利便性を一番に保つためにあるので、ユーザーの利便性を害すような表現は避けるようにしましょう。逆にポリシーに準じたコンテンツを作れば強調スニペットに採用されやすくなるでしょう。

まとめ

ノートパソコンを使う女性

今回の記事では強調スニペットとは何かと言うところから、期待できる効果や具体的な対策などをご紹介してきました。強調スニペットには具体的な対策はありませんが、ユーザーの「利便性」を考慮することが重要になります。

強調スニペットに採用されることで、検索流入の増加を期待できるほか音声検索においても高い効果が期待できます。今回紹介したように、強調スニペットへ表示されることで受けられる恩恵もたくさんあります。気になった方は、コンテンツを作成する際にぜひ意識してみてください。ただし、今回の内容も、今後のGoogleの方針によっては仕様が変わる可能性もあります。今回の記事に限らず、その都度最新の情報をチェックするようにしましょう。

Googleの公式ヘルプにも情報が掲載されています。こちらも目を通してみると良いでしょう。
Google の強調スニペットの仕組み – Google 検索 ヘルプ

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