「VOICE SEARCH」と表示されたスマートフォン

音声検索にSEOは必要?基礎から今後まで解説!

「VOICE SEARCH」と表示されたスマートフォン

昨今、Googleの「Google Home」やAppleの「Siri」など、音声アシスタント機能の普及により、音声検索(ボイスサーチ)を利用するユーザーが増加しています。基本的に検索エンジンとして利用されるのは「Google(グーグル)」で、音声検索から集客するSEO対策が今後の課題となっています。

アメリカ市場の調査では2020年頃にはすべての検索の50%以上を音声検索が占めるだろうと予測されているほどで、日本よりも音声検索でのSEO対策に力を入れ始めています。

現状、日本では音声検索を利用しているユーザーが少なく、そこまで重要視されていませんが、近い将来、日本でも音声検索が主流になるだろうと予測されています。

しかし、音声検索が浸透する一方、
「音声検索に対応するにはどんなSEO対策が必要なの?」
「音声検索SEOと通常SEOでは何が違うの?」
という疑問を抱えているユーザーも多いはず。

そこで今回の記事では、音声検索のSEO対策について基本から今後について詳しくご紹介していきます。対策から注意すべき点まで解説していくので、ぜひ参考にしてください。

そもそも音声検索とは

スマートフォンに話しかける女性

音声検索とは、近年登場した「Google Home」や「Siri」などの音声アシスタント機能を利用し、音声データからユーザーが知りたい情報をキーワードで検索する手法です。

音声検索は、スマホや音声アシスタント家電が増加したことにより浸透し始めた検索方法で、アメリカなど海外の市場では全検索の50%以上を占めるであろうと予測されるほど、主流になっています。

音声データで検索するため、日本だと公共の場で声を出して検索するのが「恥ずかしい」と感じる方も多く、そこまで浸透していないのが現状です。特に、電車や店舗など人が多い場所で使うのを躊躇(ちゅうちょ)するユーザーが多いようです。

海外だと、日本のように音声検索を利用する際に「恥ずかしさ」はなく、利便性を重視しているため利用するユーザーが多いようです。

ただ、今後日本でも音声検索の市場は拡大すると予想されています。日本人の傾向として「流行(大衆に流される)」があるので、爆発的にユーザーが増加する可能性も大いにあるでしょう。

音声検索SEOと通常SEOの違い

赤と青のはてなマークと女性

基本的にどちらの場合も、「ユーザーの役に立つ情報を発信する」ことで上位に表示されるためそこまで違いはありません。しかし、全く同じということではなく、明確な違いとして「検索結果表示の素早さ」があります。

通常SEOの場合、ユーザーは検索エンジンからテキストを入力してキーワードごとに知りたい情報を入力。上位検索から知りたい情報を探していくというスタイルです。そのため、ユーザーの知りたいキーワードを記事中に散りばめ、ユーザーが見やすいサイト制作を心がけることが重要です。

また、通常SEOの場合、「テレビ 価格」など端的なキーワードを選択して検索することが多く、知りたい情報を知るためにはある程度記事を読みこむ必要があります。

対して、音声検索SEOの場合、ユーザーは音声データから知りたい情報を検索します。ユーザーが音声検索をする心理として「できるだけ手順を省いて素早く情報が知りたい」ことが多いです。そのため、より口語的な検索になります。

例えば、「テレビの価格は?」と音声検索した場合、メーカーの価格一覧が表示されるなど端的に情報を知ることができるわけです。

このように、音声検索するユーザーは「今すぐ知りたい」という心情が大きいため、回答としてシンプルなものが上位に表示されやすくなります。

音声検索のSEO対策

「Voice search」と表示された検索窓

続いて、音声検索のSEO対策はどうしたらいいのかについて見ていきましょう。基本的には普通のSEO対策と大きく変わりませんが、音声検索ならではの対策もあります。ここでは代表的な以下の5つの対策をご紹介します。

  • ページの表示速度を上げる
  • スマホ・タブレット表示に最適化させる
  • ページをHTTPS化させる
  • SNSでも発信する
  • SEOを意識して検索上位のコンテンツを作る

ページの表示速度を上げる

先ほどもご紹介しましたが、音声検索では「結果が表示される速度」が重要になります。そのためには、ページの容量を軽くして素早く表示させやすく対応させる必要があります。

具体的に言うと、ページに負荷がかかる無駄なリソースの除去や、挿入した画像容量を軽くするなど。ページ自体の容量が軽くなるように、CSSファイル(ページを装飾するファイル)などを見直すことも重要です。

また、サーバーが安定しているかも表示速度に大きく関わります。レンタルサーバーなどを契約している方は、安定しているか随時確認することをおすすめします。

スマホ・タブレット表示に最適化させる

音声検索が利用される端末はほとんどがスマホやタブレットです。そのため、SEO対策として表示されるページがスマホなどのデバイスに最適化されていることが重要になります。

通常SEOとしても、Googleアルゴリズムで「モバイルフレンドリーアップデート」というものがあります。これは、サイトがスマホなどに最適化されていない場合、検索結果が下位に下がってしまうというものです。

音声検索SEO対策でも重要ですが、通常SEOについても「モバイルに対応させる」ことは重要なので、これからのサイトやページ作成において、意識しましょう。

ページをHTTPS化させる

ホームページのURLには「HTTP」で始まるものと「HTTPS」で始まるものの2種類があります。ひと昔前までは基本的にhttps://で始まるものが主流でした。しかし、現代ではhttps://に変更することがGoogleから推奨されています。

この2つの大きな違いは、「HTTPS」にすることでページが安定して安全に保つことができる点です。

「HTTPS」は、ページを第三者からの攻撃を保護して安全なページを保つことができます。例えば、第三者が無断でページを改ざんすることを防いだり、インターネット詐欺から防いだりなど。

Googleでは、「ユーザーの利便性を考えているコンテンツ」が上位に表示されるので、ページの安全性を保持することもSEO対策としては重要なポイントになるわけです。

SNSでも発信する

音声検索ではソーシャルメディアやSNSなどでの反応もSEO対策として重要なポイントになります。例えば、TwitterやFacebookでページのURLを公開し、集客するなどです。

通常SEOでは検索エンジンで上位表示されるコンテンツを目的としていますが、音声検索の場合は、SNSなどでの反応が顕著に上位表示に関わります。

スマートスピーカー「Google Home」が回答した1万件の音声検索の結果を調査した「Backlinko(バックリンコ)」によると、音声検索の平均としてFacebookでは1,199のシェア、Twitterでは44のリツイートを獲得しています。

このように、SNSでの反応の良さは、音声検索での成績の良さに直結する傾向にあることがわかります。そのため、音声検索SEOの対策として、「SNSを活用して良い反応を得る」ことが求められます。

SEOを意識して検索上位のコンテンツを作る

音声検索SEOでも、通常SEOと同様に、検索結果の上位表示されるサイトが選ばれやすい傾向にあります。先ほどと同様「Backlinko(バックリンコ)」の調査によると、音声検索に表示されるサイトの75%は、検索エンジンにおいて、上位3位以内に入っているサイトでした。

つまり、それほど通常SEOは重要なので、まずは通常SEOを意識したコンテンツ作りを行ってください。そして、音声検索で拾われやすいシンプルな回答を盛り込むなど、追加で音声検索SEOの対策を行うのが良いでしょう。

音声検索のSEOで注意すべき点

双眼鏡を覗く女性

ここまで、音声検索のSEOについて詳しくご紹介してきました。

しかし、SEO対策を行う上で注意点もあります。注意点について理解しておかないと、「SEO対策をしたのにうまくいかない」ということも。そうならないために、これからご紹介する3つの注意点をしっかり意識してください。

  • 通常SEO対策をおこたってはいけない
  • 音声検索を使う人の心情を考える
  • キーワードを詰め込んではいけない

通常SEO対策をおこたってはいけない

1つ目の注意点は、音声検索SEOを意識するのと同じように通常SEOにも力を入れなくてはいけない点です。音声検索SEOを意識してしまうと、どうしても通常SEOがおろそかになりがちです。しかし、通常SEOは上位表示の基本となるので、音声検索以前に意識しなければいけません。

先ほどもご紹介したように、音声検索SEOであっても検索の上位に表示されることが重要です。ユーザーの利便性を考えると言うSEOの基本をおこたらず、音声検索SEO対策に取り組んでください。

音声検索を使う人の心情を考える

2つ目は音声検索を使う人の心情を考えてSEO対策を行うことです。

SEO対策を行う目的は、ユーザーの利便性を考えて検索の上位にページを表示させることなので、音声検索SEOにおいては、音声検索を利用するユーザーに対しての利便性を考えなくてはいけません。

例えば、

  • 音声検索をするユーザーは素早く端的に結論が知りたい
  • キーワードに対して的確な情報が知りたい

などなど。

音声検索をする場合、テキストで入力する時間がもったいない、または手が離せないなどの状況が多いでしょう。そんな時、わかりやすくても長文で解説されている文章はユーザーにとって負担になってしまいます。そのため、できるだけ端的でシンプルな回答が求められるわけです。

また、音声検索するユーザーは口語的な検索を行います。キーワードで検索しても正しい情報を探すのに時間がかかるため、口語的に検索をかけることで的確な情報を知りたいわけです。そのため、口語的なキーワードに対して的確な回答・情報をコンテンツに盛り込むことが重要になります。

上記のように、音声検索を行うユーザーの心情をとらえることがSEO対策を行う上で必要不可欠。間違えた読み取りを行わないように注意しましょう。

キーワードを詰め込んではいけない

3つ目は必要以上にキーワードを盛り込みすぎないという点です。これは通常SEOにおいても言えることですが、キーワードを盛り込みすぎるとSEOとしてあまり良くありません。

音声検索SEOで、ユーザーへの回答をコンテンツに盛り込もうとすると、キーワードが多くなりすぎることがあります。すると、Googleは必要以上にキーワードを盛り込んだダメコンテンツと認識して下位に落とされてしまいます。

先ほどご紹介したように、シンプルかつ端的に伝わるコンテンツを盛り込むことは重要です。しかし、根本的に文章全体が意味をなし、自然な文章でなければいけません。

つまり、できるだけ文章にキーワードを詰め込みすぎず、声に出して読んでも自然に入ってくるコンテンツを作りましょう。

音声検索SEOの今後

スマートフォンと音声マーク

冒頭でもご紹介した通り、アメリカでは2020年には全検索の50%以上を音声検索が締めるだろうと予測されているわけですが、日本ではまだ浸透していません。 そのため、「日本で音声検索が流行していないなら、まだSEO対策しなくてもいいんじゃないの?」と感じる方もいるかもしれません。

ただ、先ほどご紹介したように、音声検索SEOは通常SEOにおいても重要なことがたくさんあります。

例えば、

  • サイトを軽量化して表示速度を上げる
  • サイトのHTTPS化

など。

サイトの軽量化は、表示速度が早くなりユーザーの離脱率を抑えることが期待できますし、HTTPS化もすでに推奨されているものです。このように、音声検索SEOの対策は通常SEOの対策にも直結することがわかるかと思います。

具体的には言われていませんが、近い将来日本でも音声検索が主流になることが予想されます。なので、「まだ対策しなくていいや」という方も、今からしっかりと対策を行えば、日本で音声検索が主流になった後もスムーズに対応することができるでしょう。

まとめ

スマートフォンに話しかける女性

今回の記事では、音声検索SEOの基本から今後についてまでご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

「Google Home」や「Siri」のような音声アシスタント機能が出てきたことで、テキストを検索窓に打ち込まずに音声データだけで検索できる「音声検索」を利用するユーザーが増加しています。日本ではそこまで利用されていませんが、アメリカでは主流になりつつあります。

この音声検索にもSEOがあり、以下のような適切な対策を行う必要がありました。

  • ページの表示速度を上げる
  • スマホ・タブレット表示に最適化させる
  • ページをHTTPS化させる
  • SNSでも発信する
  • SEOを意識して検索上位のコンテンツを作る

また、これらの対策は、通常SEOにおいても重要でした。たとえ利用者が少ない日本でも、今後増加するだろうと予測されているため、通常SEOも意識しつつ徐々に対応させていきましょう。

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