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Facebookの動画広告を徹底説明!

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Facebookでは、動画で広告が出せる、ということをご存知でしょうか?Twitterなどで動画広告を出せる、ということを知っている人は多いかもしれませんが、Facebookでも同じようなことができるということを、知らない人もいるのではないでしょうか。さらに、詳しい仕様について知っている人は、もっと数が少ないはずです。 本記事では、Facebookの動画広告について詳細な解説をします。Facebook動画広告を出す際は、ぜひ参考にしてください。

Facebook動画広告とは

VIDEO ADVERTISING

Facebook動画広告は、任意のFacebookページ内部で広告を掲載できるサービスです。広告の種類によっては、Instagramにも掲載できます。

Facebook動画広告の概要

Facebookでは、タイムラインやトップページ右側に広告が表示されます。それこそがFacebook動画広告です。1日の総再生時間が1億時間におよぶFacebookで、コンテンツを宣伝することができます。容量1.75GBかつ再生時間45分以内の動画広告を掲載できます。ターゲットの設定機能が優れているのも特徴です。性別や年齢、興味のある事象などを細かく設定できるので、より高度なターゲティングが実現できます。

Facebook動画広告は、主に3つの方法で掲載できます。

  • タイムラインのニュースフィード内

もっともポピュラーなエリアです。通常の利用者による投稿内容と同じかたちで動画広告を流せます。タイムラインに流す動画広告は、通常の投稿とディティールに大きな違いがありません。したがって動画広告を視認したユーザーに不快と思われることが少ないです。また、そもそもFacebookのタイムライン上に動画広告が流れることがある、という認識を持っていないユーザーもいます。ユーザーにストレスを与えることなく、宣伝効果を得られます。

  • タイムライン右側のエリア

タイムライン右側のエリア、画面中央右端に広告が掲載できます。当該エリアに掲載する場合、ユーザーから詳細な部分まで読まれづらいです。「広告」として認識されがちなため、不快な目で見られる部分もあります。

しかしFacebookに動画広告を打てるだけの素地がある、というブランディングが展開できます。コンテンツの知名度、認知度、レピュテーションを高めたい場合に推奨されるエリアです。

  • インストリーム

知名度の高いパブリッシャーが公開した動画内に、動画広告を挿入する形式です。また、Audience Networkにおいても動画広告が表示されます。動画冒頭に動画広告を挿入する「プリロール」と、途中で挿入される「ミッドロール」があります。FacebookとAudience Networkでのインストリーム広告が視聴される確率は70%前後と、高水準です。

参照:インストリーム動画の配置について | Facebook広告のヘルプセンター

Facebook動画広告の種類

ペンケースから鉛筆などが飛び出している様子

Facebook動画広告には、さまざまな種類があります。宣伝したいコンテンツやサービスに適したかたちを選択することが重要です。

スライドショー

スライドショーは、もっともポピュラーなかたちです。Facebook上とInstagramにおいて、複数枚の画像を、一定周期で表示させます。またカスタマイズ機能によって設定しておけば、場所ごとで異なるパターンのスライドショーを表示できます。自由度、設定難易度が低いため、多くの広告主がスライドショーを採用しています。

ストーリーズ

ストーリーズは、Facebook、Instagramにおいて表示される動画広告です。動画広告の形は、下記で解説する「カルーセル広告」です。ストーリーズそのものが、頻繁に視聴される媒体です。したがって、比例して動画広告の効力も高いと言えます。

カルーセル広告

カルーセル広告は、複数の動画広告を同時に掲載するかたちです。ユーザーは、矢印クリックもしくはスワイプ操作で、左右にある同時掲載している別の広告を参照できます。カルーセル広告は、複数の情報を同時に露出させたい場合、効果的です。複数のグレードやカラーリングがラインアップされている商品などに向いています。また「手順を解説する」という目的に対しても相性がよいです。たとえば手順①から③までを同時掲載し、具体的な利用方法について言及する、などが考えられます。単一の動画では伝えられないことを伝えられる、有力な手段です。

インスタントエクスペリエンス

インスタントエクスペリエンスは、スマートフォン利用者への訴求に特化したかたちです。動画広告をクリックしたユーザーのスマートフォンに、フルスクリーンで詳細表示します。フルスクリーンへの移行もスピーディーです。ダイナミックな表現で、ユーザーへと強力な訴求をおこなえます。

コレクション広告

コレクション広告は、インスタントエクスペリエンスの動画広告直下に、コレクションを表示させます。コレクションでは、関連商品や関連情報を複数表示できます。商品の外観や価格などを個別に表示させることが可能です。したがって、ユーザーに直接購入のアクションを取らせやすいというメリットがあります。

Facebook動画広告を作る際のポイントや注意点

POINTと書かれたノートとメガネ

Facebook動画広告を作る際には、注意すべきことがあります。基準を満たしていない動画広告は、審査に受かることができません。下記では、ポイントと注意点について解説します。

年齢制限があるものを素材として使用してはいけないケースがある

Facebook動画広告は、年齢制限があるものに対してシビアです。酒、煙草類が素材として使われている動画広告は、未成年者をターゲットに設定できません。ターゲットにしたいユーザー層が閲覧できるよう、素材を選定することが重要です。

動画内テキスト量に注意する

Facebook動画広告は、動画内テキスト量を全体面積の20%以下と定めています。20%以上を超えている動画広告は、審査に合格することができません。つまり文章よりも映像で訴求するものを用意する必要がある、ということです。

動画アスペクト比に規定がある

動画アスペクト比は、規定内に収めておく必要があります。動画アスペクト比の規定を超えてしまっている広告動画は、ブラックボックスとして表示されます。当然ブラックボックスとして表示されてしまったら、広告効果は得られません。また、後述する課金方式によっては、広告費の無駄遣いにつながります。必ず規定の動画アスペクト比内で収めましょう。規定の動画アスペクト比は、広告の種類によって違います。

動画広告内でFacebookについて言及する際の注意点

動画広告内でFacebookという単語を使う場合、以下のルールを守る必要があります。

  • 「Facebook」の「F」を小文字にしてはならない
  • 「Facebook」という単語は、他の文章と同じフォント・サイズで表示する
  • Facebookのロゴを使用してはいけない
  • Facebookのロゴを改変して使用してはいけない
  • 「FB」などの省略形を用いてはいけない

Facebookという屋号に対しては、かなりナーバスです。とはいえFacebookという単語を改変しなければいけない理由は、そうそうないでしょう。

Facebook動画広告の投稿方法

ノートパソコンを操作する人

続いてFacebook動画広告の投稿方法について解説します。

広告マネージャから投稿する

Facebook動画広告は、「広告マネージャ」より投稿できます。といっても、各手順に置いて、丁寧な案内がなされています。したがってFacebook動画広告の投稿でてこずる、ということはあまりないでしょう。手順は以下の通りです。

  1. 「Facebook business」トップページにアクセス
  2. ページ右上の「広告を作成」ボタンをクリックする
  3. Facebook動画広告を利用する目的を選択する
  4. 下部にキャンペーン名を入力するボックスが展開されるので、キャンペーン名を入力
  5. 国籍設定のページに移動するので、必要項目を入力(デフォルトは日本国)
  6. ③で選択した目的ごとの設定ページにジャンプするので、設定をおこなう
  7. 広告の種類を選択、および使用する動画をアップロードする
  8. 右下の「実行する」ボタンをクリックする

以上がFacebook動画広告投稿の流れです。審査をパスできれば、Facebook動画広告が各所に反映されます。

クイック作成を用いてFacebook動画広告を投稿する方法

上記がFacebook動画広告を投稿する正規の流れです。しかし「クイック作成」により、スピーディーにFacebook動画広告を作成できます。 クイック作成に切り替えるには、広告マネージャ右上の「クイック作成」ボタンをクリック。より簡易的な内容でFacebook動画広告を作成できます。Facebook動画広告に対する理解が深まって以降は、クイック作成を用いたほうが効率的です。

Facebook動画広告にかかる費用

電卓を使う様子

Facebook動画広告にかかる費用は、課金方式ごとで違います。Facebook動画広告を投稿した段階で決定した予算以上に、課金されることはありません。課金方式はさまざまですが、頻繁採用されるのは下記3通りです。

CPC課金の場合

CPC課金は、ユーザーがFacebook動画広告をクリックするたびに、課金される仕組みです。いわゆるGoogleアドセンスなどと同じ方式です。CPC課金の利点は、「クリックされた分だけしか課金されない」というところです。広告費に見合った効果を得られなかった、という事態を避けることが可能です。ただし「誤操作で押された『いいね!』」などもカウントされる、というデメリットもあります。CPC課金は、Facebook動画広告を試用する際に、よく採用されます。

CPM課金の場合

CPMの費用は、収益額をリーチ数で割ったものです。リーチ数とは、ユーザーがFacebook動画広告を見た回数です。インプレッションとは違い、同一人物が同一のFacebook動画広告を見ても、リーチ数としてカウントされません。CPM課金は、Facebook動画広告が1,000回インプレッションされた段階で課金が発生します。クリックスルー率が低ければ低いほど、効率的な宣伝方法になります。ただしクリックスルー率が高い場合、費用に見合った宣伝効果が得られないというリスクもあります。つまりFacebook動画広告として使用する動画のクオリティが、費用対効果を大きく左右する、というわけです。

よくあるのが、CPCを用いて一定の成果が得られたことが確認できたのち、CPMへと移行するケースです。よほど動画のクオリティが担保されていない限り、まずはCPCで試運転するのが賢明でしょう。

CPI課金の場合

CPI課金は、アプリのダウンロードが目的である場合に使われる課金方式です。アプリがダウンロードされるたびに、課金されるという、アフィリエイト広告に近いかたちを取っています。費用は予算額によってさまざまです。CPC課金と同じく、アプリがダウンロードされた分だけ課金される点が大きなメリットです。広告費を投じたのにもかかわらず、成果が挙がらないという事態は避けられます。

Facebook動画広告の活用事例を紹介

Case Study

Facebook動画広告を利用して、目覚ましい成果を挙げた例はいくつもあります。下記では特に目立ったFacebook動画広告の活用事例を紹介します。

ただし紹介するのは、活用事例のうち、ほんの一部です。他にもFacebook動画広告を利用して、大きな成果が得られたケースは、数えきれないほどあります。

パナソニックの活用事例

パナソニックは、2014年より「Beautiful JAPAN towards 2020」というプロジェクトを開始。当該プロジェクトを宣伝するために、Facebook動画広告をしました。結果として、プロジェクトの知名度やスポンサーを獲得するに至りました。

成功事例 パナソニック

BIMBO(ビンボー)の活用事例

BIMBO(ビンボー)は、メキシコの食品メーカーです。2014年に、Facebook動画広告で、大々的な宣伝活動をおこないました。同年開催されたFIFAワールドカップに沿う形で、サッカーと紐づいた動画広告を多数掲載。サッカー好きの未成年層を新たな顧客として取り入れることに成功しています。FIFAワールドカップによる影響も手伝って、宣伝活動の効果は多大なものでした。Facebook動画広告掲載時、売上高は通常時より8.8%向上しました。

成功事例 Bimbo

Virgin Mobile Polska(ヴァージン モバイル ポーランド)の活用事例

通信会社である同社は、新規顧客層獲得のためにFacebook動画広告を利用しました。適切なターゲッティングにより、13歳~35歳のユーザーをターゲットに設定。結果、ポーランドにおけるインターネット利用者人口の約4分の1にリーチしました。注目度、知名度は大きく高まり、Facebook上におけるファンの数は1.2倍増加しました。

成功事例 Virgin Mobile Polska

まとめ

OKサインを出す男性

Facebook動画広告は、たいへんすぐれた広告システムです。綿密なターゲッティングが行える上に、クリック数やインプレッション数も多大です。さらに広告の種類も多数ある中から選べるので、より正確な宣伝活動をおこなえます。規模が大きいため、まとまった広告費は必要ですが、期待以上の成果を叩き出せる可能性を秘めています。費用体型も状況に合わせて選ぶことが可能で、非常に便利な広告システムです。今回の記事を参考に、ぜひFacebook動画広告を取り入れてみてはいかがでしょうか。

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