スマートフォンで動画を見る

アプリ紹介も動画ならわかりやすい!動画のメリットや作成のコツ

スマートフォンで動画を見る

2019年スマートフォンの利用方法はWebからネイティブアプリにシフトしています。そのような市場推移の中各企業が様々な分野のスマートフォンアプリを開発し、リリースしています。アプリの数が非常に多い中で自社アプリのプロモーションは重要です。

今回はアプリプロモーションにおける課題を整理し、動画を用いたプロモーションが有効である点と、動画を用いたプロモーションの事例を解説していきます。

アプリプロモーションの課題

スマートフォンを持つ手

アプリプロモーションの主な目的は次の2つです。

  • より多くのユーザーにインストールしてもらう
  • インストール後アプリの利用を定着させる

2019年現在アプリ市場は拡大傾向で、様々な業種のアプリがApp StoreやGoogle Play Storeを通じてリリースされています。この状況下で自社アプリのユーザー獲得や定着をさせることが難しくなっている点が課題です。

この課題を解決するために、企業のアプリプロモーションのKPIもCPIからROASへ変化してきています。

CPI(Cost Per Install)はアプリがインストールされるのにかかる単価を示す指標で、「CPI=広告費÷インストール数」で表されます。CPIを改善するためにはアプリプロモーションについて見直す必要があります。

ROAS(Return On Advertising Spend)は、投資した広告費に対して広告経由の売上がどの程度発生したかを計測する指標で、「ROAS=広告経由売上÷広告費」で表されます。ROASが高いということは広告経由の売上が高いことを指します。

また、インストール後のアプリをユーザーに長く使ってもらうためには下記の方法で訴求することが重要です。

  • アプリからプッシュ通知を打つ

ユーザーがアプリを起動していない理由の一つに、アプリの存在を忘れてしまっているというものがあります。そのためメッセージを乗せてプッシュ通知を打つことでユーザーにアプリの存在を再度認知させることが重要です。一方で頻度やタイミングを誤るとユーザーに不快感を与え、結果として定着率を下げてしまう可能性もあります。

  • 広告を配信する

各プラットフォームの広告メニューには、自社データと掛け合わせてアプリをインストールしているユーザーのみへ広告を配信できるものがあります。ここで動画を利用することでアプリのさらなる魅力や、新しい活用法などを伝えられます。広告に関しても、頻度によってはユーザーに不快感を与えてしまう恐れがあるため注意が必要です。

  • ディープリンクを活用する

ディープリンクとは、スマートフォンアプリの特定のコンテンツへ直接遷移されるリンクのことです。Webサイトからアプリを起動させ、特定のコンテンツへ遷移させることで、訴求したいコンテンツまでの動線を最適化し、離脱率を防ぐことができます。こちらは広告による動画配信と組み合わせることで、利用したいモチベーションが高いユーザーをその場でアプリへ誘導し、実際にコンテンツを体験してもらうことでアプリへの定着率を上昇することが期待できます。

アプリ紹介に動画を使うメリット

アプリをダウンロードする

アプリのプロモーションには様々な方法があり、それらの課題も確認できたかと思います。ここからは、アプリプロモーションで動画を使うメリットを紹介します。

ダウンロード数、定着率が伸びる

アプリ紹介動画を掲載することでアプリの良さが伝わり、ユーザーがアプリを利用するイメージが伝わります。

これによりダウンロード数が伸びることが期待できるほか、ダウンロード前後でのユーザーのイメージと実態のギャップが少ないため、定着率も高く出る傾向にあります。具体的なクリエイティブの内容は下記の通りです。

インパクト動画系

映画の予告やCMのようにエフェクトやCGをふんだんに使い、アプリの世界観を伝える手法です。実際アプリで使われているBGMやアニメーションを利用して制作することでユーザーへ効果的に訴求できます。

また、広告配信と組み合わせることで世界観を伝えた直後にダウンロードを訴求できることでユーザーの温度感が下がる前に刈り取ることが可能です。

How To系

ネイティブアプリはWebサイトやWebアプリと異なり、実際にダウンロードして利用してもらわないと、機能が分からないことが多々あります。チュートリアル動画や場面別の利用方法などを動画でまとめることで動画を通じてユーザーにアプリ利用の疑似体験をしてもらえます。また、利用方法を理解した上でダウンロードされるため、実際に利用した際にイメージとのギャップが小さく、継続率が高くなる傾向にあります。

SNS等で拡散される可能性がある。

インパクトの強い動画や、完成度の高い動画を制作することで、話題になればSNS等で拡散される可能性があります。それによってアプリを認知していないユーザーにも訴求できます。

アプリの紹介動画作成のポイント

CG

アプリ紹介動画でプロモーションを行う重要性はご理解いただけたでしょうか。では、実際にアプリ紹介動画を作成する際のポイントを紹介します。

利用方法を簡潔に説明する

実際のアプリキャプチャを見せながら利用方法を説明することでユーザーがダウンロード後にアプリを利用するイメージをつかめます。また機能が複数あるアプリについては機能ごとにチャプターを分けるなどして整理しておくと、ダウンロード後の取扱説明書としての機能も果たします。

CGを用いてインパクトのある動画にする

実際の画面のみでは伝わりにくい部分もあるため、CG等の技術を利用し、アプリの機能や世界観を伝えられる動画になるように編集しましょう。またインパクトのある動画に仕上げることでSNS等による拡散も期待できます。

参考にしたいアプリ紹介動画事例

それでは、アプリ紹介動画の具体的な活用事例を紹介します。制作する際の参考にしてみてください。

JOY株式会社

  • テーマ:Dr.JOYのシフト機能の紹介

医療業界向けに作られた人事システムであるDr.JOYが、働き方改革に対応してシフト管理機能を実装した際、それをきっかけとして利用団体を増やすことを期待して制作された動画です。

医療業界、特に医師の間でよく起こっている代理勤務や夜勤などの調整を簡単に行うことができる点を、利用の手軽さやリアルタイム性から訴求しています。また医療は複数の専門分野がまたがってチームを構成しているため、分野同士の連携も可能である点が強くアピールされています。

シフト管理という時間のかかる作業を手軽にできるというイメージをつけるために、実写動画ではなくピクトグラムを用いてシンプルにした上で、色彩は豊かにし飽きないような動画に仕上がっています。

株式会社内職市場

  • テーマ:クラウド型名刺管理サービスMeiSiLのサービス訴求

経営者としての名刺管理にフォーカスし、営業効率改善や業績アップなどに貢献する点を訴求しています。

スマートフォンで名刺を撮影するだけでデータベース化できる手軽さと、クラウドを通じてデータを利活用することで企業全体としてどのような効果を得られるかを解説しています。

アプリのイメージカラーに合わせて動画全体のイメージが制作されている他、経営管理だけでなく営業ツールとしても利用してもらえるように幅広い層へ訴求できる内容です。

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社

  • テーマ:KFC公式アプリKFCマイレージプログラムの訴求

チキンマイルという独自のKFCポイントプログラムの仕組みや、実際の操作画面を紹介しています。

1日1回店舗会計時に、チキンマイルがボーナスとして付与されたり、LINEやPontaなどのサービスと連携することでボーナスをもらえたりするなど、利用者にとって利用価値のあることを理解してもらう内容となっています。

ユーザーが実際にアプリを利用する際のイメージをつけるために実際画面が多く利用されています。

株式会社東急ハンズ

  • テーマ:東急ハンズ公式アプリであるハンズクラブアプリの訴求

ハンズクラブアプリの便利な機能を紹介しています。

会員限定クーポンやイベント情報などを伝えることでユーザーが利用したくなるような動画に仕上がっています。また、オンラインとオフラインを繋ぎ、ユーザー体験を高めるために店舗ごとの在庫確認ができるサービスや、アプリ上で取り置きし店舗で受取るサービスが展開されている点も紹介。アプリが提供している機能の豊富さが伝えられています。

東急ハンズのイメージカラーである緑と白をベースとしてシンプルに仕上がっています。

株式会社白ヤギコーポレーション

  • テーマ:ニュースキュレーションアプリであるカメリオの紹介

ニュース系のアプリは大手企業による寡占状態となっている中、ユーザー数を増やすために制作された動画です。

知りたいニュースが多く、トピックスだけで頭がいっぱいになってしまっている主人公に、イメージキャラクタであるカメがカメリオを紹介します。主人公はアプリを利用した結果いっぱいになってしまっていたトピックスを整理できるというハッピーエンドです。

カラフルなイラストでアニメーションをふんだんに使っており、インパクトの有る動画に仕上がっています。カメリオという名前の普及のためにカメをイメージキャラクターに採用している点も特徴的です。

株式会社コトラボ

  • テーマ:公園情報アプリであるPARKFULの訴求

公演情報を提供するアプリであるPARKFULで実現したい社会像が描かれています。子連れの母親が登場し、母親が各公園の特徴や位置関係を検索して、公園を訪れ、実際に楽しい時間を過ごすという構成になっています。子どもの外遊びをサポートし、家族で過ごす時間を作り出したいという思いが詰まった動画に仕上がっています。

またアニメーションには優しい色使いとキャラクターの表情が使われており、アプリのイメージともマッチした動画です。

株式会社IDOM

  • テーマ:個人間カーシェアリングアプリであるGO2GOの訴求

オーナーとドライバーの個人間を繋ぐプラットフォームであるGO2GOの魅力について、自社サイトや店頭のデジタルサイネージで掲出することを想定して制作されています。

サービスを利用する車のオーナーとドライバー両方の立場から、サービスを利用するメリットを伝えています。

また、スマートフォンの画面イメージを写しながら実際に利用する際のステップに沿ってサービスを紹介しています。

個人間でのプラットフォームということで利用者は初期行動に抵抗がある場合も少なくありません。それを解消するためにサポート体制が充実している点も紹介し、サービス利用へのハードルを下げています。

LYKAON株式会社

  • テーマ:店舗アプリ制作アプリであるLiGLLYの訴求

店舗アプリの制作を検討しているユーザー向けに、文字だけでは伝わりづらいサービスの内容や具体的な利用方法について紹介しています。

Webサイトで掲載したり、営業ツールとして利用したりすることを想定して制作されており、動画を見ればサービスの全容を理解できるようになっています。アプリ制作後も販促機能が充実していたり、プッシュ通知を利用できたりするなど店舗運営を助けるための重要なツールとして成長するようなストーリーになっています。

特に美容理容業界向けへの訴求を検討して制作されているため、美容室のオーナーが主人公として登場し、実際の利用イメージを伝えています。

大日本印刷株式会社

  • テーマ:家計簿アプリであるレシーピ!のアプリダウンロードの促進

実際の人物やスマートフォン画面を用いて生活を描写し、その中でこのアプリがどのように役立つのかが分かりやすくまとめられています。主人公を女の子に設定することで家庭を持つ女性ユーザーの目に留まるような工夫がなされています。

おわりに

スマートフォンの画面を見て笑う男女

今回は動画を用いたアプリ紹介動画のメリットやポイント、事例などアプリプロモーションについて解説してきました。

スマートフォン向けアプリがApp StoreやGoogle Play Storeを通じて誰でもリリースできる環境の中、自社アプリのプロモーションは重要です。

今回紹介した事例を参考に、自社のサービスをより良く理解してもらうためのプロモーション方法を検討してみましょう。

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