さまざまなアプリ

アプリ制作にはいくらかかる?費用相場やおすすめ制作会社とは

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今やビジネスにおいてスマートフォンの活用は欠かせないものとなっています。自社でもアプリを投入したいとご検討される企業様も多いことでしょう。

一方で、アプリの制作会社も星の数ほどあります。いざアプリの制作依頼をしようと考えてもどこに見積もりを依頼して良いのかもわからないことが多いです。また、見積もり依頼をするにあたっては疑問が湧いてくることもあるでしょう。

  • アプリの制作費用っていくらかかる?
  • 制作費用の相場ってあるの?
  • 制作依頼する前にどんな準備をしておくべき?
  • 制作会社を比較するためのチェックポイントは?

今回の投稿ではこれらの疑問について答えていきます。

アプリ制作時に最低限行うこと

アプリの仕様

アプリの制作依頼をする場合に行いがちなのが、漠然としたアイディアだけを制作会社に投げかけるというものです。依頼者側で作りたいアプリの内容が明確になっていなければ、制作会社としてはどんなアプリを作って良いのか検討もつきません。

もちろん制作会社もプロですから、ヒアリングを通して制作するべきアプリの資料をまとめてはくれますが、やはり時間がかかってしまいます。

また、見積もりを依頼する段階では、複数の会社に同じように制作するアプリの内容を伝えることになります。

そこで、アプリ制作を依頼する前に最低限決めておいた方が良いことをご紹介します。

制作目的を決める

まずは制作目的です。業務用アプリを制作する場合でも自社向けの業務効率化を図るアプリと顧客にサービスを提供するためのアプリでは開発の規模が全く異なります。

自社向けの場合であれば、すでにパッケージ化されているアプリを利用することも可能です。自社に必要な部分のみをカスタマイズすることで安価に済ませることが可能です。

一方、自社のサービスを顧客に提供するためのアプリの場合、売上の増加や顧客の増加を意識することになります。この場合は次に述べる利用者ターゲットを明確にする必要があります。

利用者ターゲットを定める

自社のサービスの利用者はどんな方でしょうか?ターゲットを絞ることでアプリにどんな機能が必要なのかが見えてきます。

よくある名刺管理のアプリとダイエット支援アプリで違いを比較してみたいと思います。

名刺アプリの場合

名刺管理アプリの場合は営業マンをターゲットにしています。利用する方は20〜40代です。男性、女性ではあまり区別はありません。

名刺管理アプリの場合ですと以下のような使い方が想定されます。

  • 外出先でスマートフォンを使って名刺が簡単に登録できる
  • 訪問時の商談記録が残せる
  • 他の営業マンが登録した名刺情報や訪問記録が共有できる

ダイエット支援アプリの場合

ダイエット支援アプリの場合だとやはり女性がメインにターゲットになってきます。また年齢によってもダイエットの目的が変わってきます。若い方であればキレイ・かわいくみられたいためにダイエットをする方が多いですが、40代くらいからだと他人から若く見られたい・健康でありたいという目的も含まれてきます。

ですので、ダイエット支援アプリの場合や身長・体重・体脂肪率・BMIといった数値を記録する機能も必要ですが、次のようなことも考慮する必要が出てきます。

  • 女性受けしやすい管理画面デザイン
  • アプリの操作が複雑にならない
  • おすすめの運動やダイエット器具、食事方法など関連情報の提供
  • 他のダイエット支援アプリ利用者との情報交流の場の提供

アプリの機能を明確にする

アプリ利用者ターゲットや提供する機能を明確にすると、制作会社は必要な機能を組み込むためにどのような仕組みが必要か、どのくらいの期間が必要か、算出しやすくなり見積もりの精度が高くなります。

また、機能毎で見積もりを依頼すれば、機能の必要性に応じて優先順位の高いものを依頼するという方法も取れますので、費用を抑える効果もあります。

複数の制作会社に依頼する場合においても、機能での価格交渉も可能になります。Aという機能に対して、X社は〇〇円、Y社は△△円と違いが出た場合に、全体としてX社の方が提案内容も価格的にも満足だけれども、Aの機能だけがY社に比べて高いという場合があります。

この場合、自社で一から作る、外部のツールを利用する、外注に出すためなど、いろんな理由で高くなっている場合もあれば、取り扱ったことがないから高いというケースもあります。

予算を決める

予算は制作会社との金額交渉において、目安となる費用です。実際には制作会社の提案内容と提示見積もり金額の内容で発注時の金額は変わりますが、自社がどの程度費用をかけることができるのか決めておくことが必要です。

納期を決める

スケジュールには、大きく分けて打ち合わせ期間、開発期間、テスト期間があります。制作依頼をしてから数ヶ月、場合によっては一年から数年かかることもあります。開発期間がしっかり取れるように、リリース時期から逆算してスケジュールを立てる必要があります。

アプリの利用環境を決める

アプリの利用環境は制作会社を選ぶ上でのポイントになります。

一般的にアプリというとスマートフォンやタブレットで動くものを指すことが多いですが、中にはWEBのサイトと連携するアプリやパソコンでもデータを共有するアプリもあります。

そしてスマートフォンで動くアプリとWEBやパソコンで動作するアプリでは制作に使用する環境や制作方法が大きく異なります。

パソコン用アプリであれば、Windows OSで動くアプリとMacOSで動くアプリでも開発方法が異なります。スマートフォン用アプリであればAndroidとiOSでも異なります。

パソコン用アプリの開発が可能な会社、スマートフォン用アプリの開発が可能な会社、どちらの開発も可能な会社があります。

仕様書を作成する

仕様書とは上で挙げた、利用目的や制作依頼を行うアプリの内容、開発における条件などをドキュメントにまとめたものです。アプリ制作会社の見積もりをとる際には仕様書を事前に渡すと、より正確な費用が提示されやすくなります。

アプリ制作の費用相場とは

アプリ制作の料金計算

アプリの開発を発注する上で一番気になるのは費用ですが、相場というが存在するのでしょうか?

実は明確な相場というものは存在しません。どこの制作会社でも一人当たりの作業単価の積み上げで費用を算出しているからです。通常は1ヶ月の作業単価として『一人月』を設定して、掛かる月数で計算します。

アプリ開発は複数のメンバーで行うことが多いため、実際には以下の計算になります。

制作見積もり = 一人月単価 × 制作月数 × 人数

ベースとなる作業単価は各社バラバラのため、当然ですが同じ内容を見積もりしても、金額が異なってきます。

そこで今回はアプリ開発の見積もりをとるアイミツというサイトで今時の平均価格を調べてみました。

平均相場

まず平均価格ですが、250万とのことです。

稼働対象別の平均相場

次に稼働対象別の平均相場は以下の通りです。

対象 平均相場
Android向け 150万円〜
iPhone向け 150万円〜
ソーシャルゲーム向け 3,000万円〜

Android向けやiPhone向けのアプリでは主に個人で使うものが中心だと考えられます。ソーシャルゲーム向けのように同時に複数で利用するアプリでは、やはり開発コストが増大します。

アプリの種類別相場

次は種類別の相場です。依頼するアプリの内容によっても、価格が違ってきます。

アプリのタイプ 開発費用の相場
ショッピングカート系 100〜300万円
カタログ・フリーペーパー系 50〜100万円
通話・メッセージアプリ系 100〜500万円
ツール系 50〜300万円
ゲーム系 300〜3,000万円
SNS位置情報系 500〜1,000万円
アプリ内課金/多言語/マップ対応 各10〜20万円
SNS連携/アクセス解析 各5万円

アプリ制作の相場を決めているポイント

アプリを作るプログラマー

これまで見てきた通り、開発対象や開発するアプリの内容で金額が大きく変わってきます。なぜこんなに費用がかかるのか、なぜこんなに開きがあるのかと疑問に思われたかもしれません。

開発に携わる人数

アプリ開発では数名から数十名の人が関わっていることがほとんどです。また最初の打ち合わせからアプリのリリースまで短い期間でも3ヶ月程度、長いものであれば半年から一年かかるケースもあります。

先に説明した制作費用の計算式で示したように、開発携わる人数が増えればそれだけ費用がかさむことになります。

では、開発費用はどのように算出するのでしょうか?

直接作業費

この人月単価ですが、会社によっても違いますし、職種によっても変わってきます。アプリ開発では次のように工程が分かれており、システムエンジニアの方が高めの単価設定になっていることが多いです。

工程 詳細 担当職種
設計 概要設計 システムエンジニア(SE)
外部設計
内部設計
開発 コーディング プログラマー(PG)
結合・テスト

また、大規模なアプリ開発の場合は、例えばデザインの部分はデザイン会社に委託するなど外注業者が関わってくることもあります。

開発環境・運用環境

制作するアプリの目的により、データベースやショッピングカート、地図情報の表示などが必要になってくるケースがあります。これらの機能は1から開発するよりも、市販で提供されている機能を購入して組み込むことが多いです。

アプリへの組み込みにあたって開発環境の購入やライセンスの使用料がかかるため、開発費用に計上されます。

また運用環境ついても、サーバやデータベースを利用する場合は、費用に含まれてきます。

アプリ制作会社を選ぶときのチェックポイント

アプリ制作会社を決めるチェックポイント

アプリ開発には大きな費用がかかります。でもアプリの開発費用だけで制作会社を選んで良いのでしょうか?

開発費用が安くてもアプリが使い物にならなければ意味がありません。次にいくつかの注意点を列挙しますので、アプリ制作会社を選ぶ際に参考にしてみてください。

過去の開発実績

過去の開発実績が多くある制作会社は安心材料になります。制作したいアプリに類似したケースの開発を行なっている会社にはノウハウがあるので安心して依頼できます。

開発実績は依頼したいと思う制作会社の開発実績を参考にすると良いでしょう。ない場合は直接問い合わせて見ることが必要です。

そもそもどこに依頼して良いのかわからないといった場合は、先に紹介したアイミツのようなサイトを利用するとどんな会社があるのかわかり、参考になるかと思います。

対応能力

アプリ開発の部分も重要ですが、対応能力も重要です。制作前のヒアリングや設計段階において、丁寧な対応を行ってくれるか、開発のニーズを正しく汲み取ってくれるかという点も選定のポイントになります。

またアプリの運用を開始すると、改善やトラブル対応も発生してきます。むしアプリをリリースした後の方が制作会社と付き合う期間が長くなりますので、サポート体制やトラブル対応についても確認することが必要です。

会社の規模

見落としがちなのが、制作会社の規模です。現在ではアプリ開発の環境はインターネットを通じて簡単に構築できるため、個人事業主や小規模の会社でも可能です。もちろん開発にあたるメンバーが少人数でも差し支えはないのですが、仕事を抱えすぎていて納期に遅れるといった懸念も考えられます。

またサポート体制やトラブル時の対応についても、人が足りなくて対応できないことがあると、アプリの運営に支障をきたすことになりかねません。その点も考慮し、制作会社を選ぶようにすると良いでしょう。

おすすめのアプリ制作会社

アプリ制作をする男性

では実績があり、対応能力が高いアプリ制作会社はどんなところでしょうか。いくつかのアプリ制作会社をご紹介致します。

株式会社キャスト

静岡県沼津市にあるアプリ制作会社です。アプリ開発だけでなくWEBページの制作や印刷物の制作も行なっています。

兼松グランクス株式会社

東京都新宿区にあるアプリ制作会社です。iPhone、Androidスマートフォンとタブレット向けのアプリ開発を行なっています。独自で開発したアプリ開発エンジンを利用して制作を行なっています。ゲームアプリ、電子ブックや映像管理のアプリの制作の実績があります。

株式会社クリエイテラ

東京都千代田区にあるアプリ制作会社です。iPhone、iPad、Androidのアプリ開発の他、Google、Appleへのアプリ登録代行、コンサルティングを行なっています。ゲームやエンタメ系のアプリ開発の実績が多いです。

おわりに

アプリの見た目を考える人

今回はアプリの制作を依頼するにあたって、費用相場や、事前に準備しておきたいこと、制作会社を選ぶ際のポイントについてご紹介しました。

アプリの制作は総じて安価ではありません。失敗しないためには、まず事前の準備が大事です。アプリのターゲットや利用者を明確にして依頼するように心がけましょう。

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