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noindexとは?使い方を理解してSEO効果をあげよう

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多くの場合、WebページはHTMLという言語によって作成されます。そのため、Webサイト運営者にとって、HTMLに関する知識は必要不可欠なものです。

この記事では、そのHTMLの中でも、『noindex』という構文について紹介します。noindexはSEOを考慮する上で非常に便利な構文の1つですので、ぜひご一読ください。

noindexとは

インデックスのイメージ

ここでは、HTML構文の1つであるnoindexの役割や仕組みについて具体的に解説していきます。

noindexはmetaタグの一種

HTML構文は、その役割によって何百種類ものタグ(要素)に分類されます。noindexは、その中でもmetaタグ(meta要素)に分類されています。metaタグとは、Webページの情報をブラウザやGoogleなどの検索エンジンに知らせる役割を持つタグです。

noindexの具体的な役割と仕組み

noindexを使用すると、Webページが検索結果に表示されなくなります。

その仕組みを知るには、まずWebページが検索結果に表示される仕組みを知る必要があります。Web上には、Webページを巡回し、情報収集やページの評価をしている検索エンジンのロボットが存在します。このロボットは、クローラーなどと呼ばれています。

クローラーが巡回して検索データベースに登録したWebページのみ、検索結果に表示されるようになります。この検索データベースに登録する工程は、「インデックスする」などと言われています。

noindexは、「このWebページをインデックスしないように」という情報を、クローラーに知らせる役割を持ちます。そのため、noindexを使用したWebページは、検索結果に表示されなくなるのです。

noindexのSEO効果について

SEO_searchエンジンの仕組み

Webサイト運営者にとって、SEO対策は最も重要なことであると言っても過言ではありません。noindexを使用することで、どのようなSEO効果があるのでしょうか。

そもそもSEOとは?

SEOとは、Webページが検索結果の上位に表示されるように講じる対策全般を指します。SEOはSearch Engine Optimizationの略語であり、日本語では『検索エンジン最適化』と呼ばれます。

SEO対策によって検索順位が向上すれば、検索エンジンからの流入数を増やすことができます。そのため、Webサイト運営者にとってSEO対策は必要不可欠なものなのです。

noindexとSEOの概念は真逆のもの?

一方、noindexの役割は、「Webページを検索結果に表示させない」ことです。したがって、「Webページを検索結果の上位に表示させる」というSEOの概念とは真逆のものになります。

しかし、使い方次第でSEO効果を期待できるのです。

SEO対策をする際に重要なことは、質の高いコンテンツをたくさん作成することです。そのためには、まず質の低いコンテンツをリライトしたり、削除したりといった対策が必要になります。

しかし、現実的にはそういった作業に割くリソースはなかなか確保できないものです。そこで、noindexを使用して質の低いコンテンツを検索結果に表示させないようにすることがあります。

このような対処をすることで、サイト全体の評価を底上げすることができるのです。

noindexの効果的な使用が想定されるケース

検索エンジンでページを探す男性

それでは、noindexが効果的に使用されるケースについて具体的に見ていきましょう。

重複コンテンツや質の低いコンテンツページ

まずは、重複コンテンツや質の低いコンテンツページでの使用が効果的です。こういったページの存在はサイト評価の低下につながります。しかし、ページを削除するリソースがない場合には、応急処置としてnoindexを使用しましょう。検索結果に表示させないことで、サイト評価の低下を防ぐことができます。

テストページや公開前のページ

テストページや公開前のページでの使用も効果的です。このような、まだ公開すべきではないページは、noindexを使用して検索結果に表示されないようにしましょう。

ただし、検索エンジンからの流入が一切なくなってしまうため、公開前のページに使用する場合は、完成後もnoindexタグを残したままにしてはいけません。使用する際には十分注意しましょう。

その他必要なページ

検索結果に表示される必要はないが、サイト運営の利便性を考慮すると必要なページにも効果的です。

例えば、すでに削除されているURLにアクセスを試みた際に表示される404エラーページがあります。このようなページは、検索結果に表示される必要はありませんが、情報を知らせるためには必要です。

そこで、noindexを使用すると、検索結果には表示されないままページを残すことができます。ドキュメントなどのダウンロードページについても同様です。

これらに当てはまるページに対しては、noindexの設置を検討してみましょう。

noindexの設置方法

noindexの記述方法イメージ

それでは、実際どのようにnoindexを設置したら良いのでしょうか。ここでは、HTMLを利用する方法と、WordPressを利用する方法を紹介します。

HTMLタグでnoindexを設置する方法

HTMLタグでnoindexを設置する方法を解説する前に、まずは基本的なHTMLタグの記述方法を解説します。

タグは基本的に、<〇〇>〜</〇〇>という形で記述します。前半部分の<〇〇>は『開始タグ』、後半部分の</〇〇>は『終了タグ』と呼ばれています。〇〇は使用するタグによって変わり、〜部分はそのタグの効果を反映したい範囲を示します。

例として、ページのタイトルを入力する際に使われる<title>タグの場合を見てみましょう。タイトルを「noindexとは?使い方を理解してSEO効果をあげよう」にしたい場合、タグの記述は以下のようになります。

<title>noindexとは?使い方を理解してSEO効果をあげよう</title>

このような記述方法は、HTMLの基本になりますので、ぜひ覚えておきましょう。

しかし、noindexの記述方法はこのような基本的なタグの記述方法とは異なります。これはnoindexに限ったことではなく、noindex以外のすべてのmetaタグにも共通します。その相違点とは、終了タグが存在しないことです。

また、metaタグは文書全体の基本情報を定義するタグである<head>の開始タグ直下に挿入します。

実際に記述する際は以下のようになります。

<head>
<meta name=”〇〇” content=”××”>
</head>

〇〇はname属性と呼ばれ、ここでメタデータ名を定義します。××はcontent属性と呼ばれ、その内容を指定できます。

このようなmetaタグにはSEO効果があるものも多く存在するので、ぜひ使いこなせるようになりましょう。

metaタグのname属性にrobots、content属性にnoindexと記述しましょう。

実際に記述すると、以下のようになります。

<head>
<meta name=”robots” content=”noindex”>
</head>

これだけで簡単にnoindexを設置することができます。非常に便利で効果的なタグですので、ぜひ使えるようにしましょう。

WordPressでnoindexを設置する方法

HTML以外のWebページ作成手段としては、専門知識を必要とせずにWebページ構築が可能なCMS(Contents Management System)を使用する方法が有名です。実際、Webサイト運営者の中には、HTMLを使用せずCMSを導入している方も多いのではないでしょうか。

ここでは、その中でも世界中で圧倒的なシェアを誇る無料のCMS『WordPress』でnoindexを設置する方法を解説します。

WordPressには、簡単に機能を追加できるプラグインというものがあります。noindexを設置する場合は、このプラグインのうち、総合的なSEO対策が可能な『All in One SEO Pack』を使用しましょう。

『一般設定』から『Noindex設定』に移り、必要な項目にチェックを入れましょう。WordPressでは、これだけで簡単にnoindexを設置することができます。

noindexを設置するときの注意点

noindexを記述で注意すること

noindexを設置する際は、本当にそのページに必要かどうかをしっかり見極める必要があります。先述した通り、noindexを設置すると、そのページはインデックスされなくなります。

そのため、ページの作成途中で設置したnoindexを、ページが公開された後も設置したままにしないよう注意しましょう。

また、重複コンテンツや質の低いページを削除するリソースがなく、応急処置としてnoindexを使用する場合にも注意が必要です。noindexは基本的に検索エンジンからの流入が減るものだということを意識して、慎重に設置しましょう。

原則は「それ自体は必要だが、検索結果に表示させたくはないページ」に対してのみ、noindexを使用するようにしましょう。決して乱用することなく、効果的に使うように心がけてください。

また、noindexと混同しやすいタグやテキストファイルがあります。これらとの違いをしっかり理解し、自分の目的に合っているかを判断してから設置しましょう。

noindexとnofollowの違いや関係

Followと書かれた吹き出し

noindexとnofollowの役割の違い

noindexと混同される構文として、nofollowというものがあります。

nofollowもnoindexと同様にmetaタグに分類されますが、役割は明確に違います。nofollowは、「このWebページのリンクをたどらないように」という情報を、クローラーに知らせる役割を持ちます。noindexはインデックスしないようにクローラーに知らせるものなので、役割がまったく違うことがわかります。

ただし、どちらもクローラーの動作を制御するという点は同じになります。

nofollowの効果的な使用が想定されるケース

Webページ作成の際、参照先として外部リンクを設置することがあると思います。クローラーは、こうした外部リンクをたどることでもWebページの質を判断しています。しかし、別の運営者が管理する外部リンクの質まで管理することはできません。

そこで、管理不能な外部リンクまで評価対象にされないようにできるのがnofollowです。外部リンクの評価が低いことで自サイトの評価が下がることを防止できます。

また、逆に自サイトの影響を外部リンクのサイトに与えないようにする目的でnofollowが使用されることもあります。

さらに、場合によっては外部リンクだけではなく、自サイト内の別ページへのリンクをたどることを制御することもあります。例えば、ログインページなどに関しては、検索上位に表示される想定で作成されていないため、クローラーの評価は低いことが多いでしょう。

そういったページを評価対象とされないようにするためにnofollowを使用することもあります。

noindexはnofollow効果も生み出す

まず、nofollowタグの記述方法を見てみましょう。

<head>
<meta name=”robots” content=”nofollow”>
</head>

noindexと同様、name属性がrobots です。どちらもクローラーの動作を制御するものだからです。

そのため、noindexとnofollowはよく混同されますが、2つの役割が違うことは先述した通りです。

noindexは、長期的に見るとnofollow効果も生み出すと言われています。ページにnoindexが設置された当初は、検索結果に表示されないが、クローラーによってリンクはたどられます。

しかし、これが長期間の設置になると、リンクがたどられなくなります。結果として、noindexがnofollow効果を生み出すということになるのです。こういった特性も意識し、noindex、nofollowを適切に使えるようになると良いでしょう。

robots.txtとnoindexタグの違い

robots.txtのイメージ

robots.txtとnoindexの役割の違い

noindexと混同されがちなものとして、robots.txtも挙げられます。まず明確な違いとして、noindexがタグであったのに対し、robots.txtはテキストファイルになります。

そして、robots.txtもnoindexと同様にクローラーの動作を制御するものですが、役割に関しては大きく違います。noindexの役割はインデックスを禁止するのみで、クローラーの巡回は禁止していません。そのため、クローラーによるページの評価はされており、ページランクがつくこともあります。

一方、robots.txtは、Disallowという命令を記述することで、クローラーのアクセス自体を禁止することができます。そのため、ページの評価もされません。こういった違いをしっかり理解してから使用を検討しましょう。

robots.txtの効果的な使用が想定されるケース

せっかく多くのページを作成したのなら、全てのページをクローラーに評価してもらいたいでしょう。しかし、クローラーが訪問し、評価できるページ数はドメインごとに限りがあります。

そのため、クローラーが重要なページのみを訪問・評価するように制御する必要があります。これは『クローラー最適化』と言われます。

重要なページのみでサイトが評価されるようにできるので、SEO対策としても有効です。クローラーに重要なページを訪問してもらえるように、有効にrobots.txtを使用しましょう。

robots.txtは重複コンテンツには使用しない

重複コンテンツに関しては、robots.txtのDisallowを使用してブロックすることは推奨できません。なぜなら、クローラーのアクセス自体を禁止してしまうため、重複コンテンツであることを判断できないからです。少なくとも、クローラーがアクセスできる状況にしておく必要があります。

そこで、この場合はnoindexタグを使用するのが良いでしょう。

おわりに

noindexを使用すると、クローラーがWebページをインデックスしなくなります。その結果、Webページは検索結果に表示されなくなります。重複コンテンツや質の低いページに使用すれば、サイト評価の低下を防ぐことができるため有効です。

ただし、noindexはページがインデックスされなくなるので、慎重に使用する必要があります。決して乱用することのないよう気をつけましょう。

また、クローラーがリンクをたどらなくなるnofollowタグや、クローラーのアクセス自体を禁止するrobots.txtなど、混同しやすいものも多くあります。

これらの役割の違いや、それぞれどういった場面で使うべきかなどをしっかり理解することも大切です。その上で、noindexとあわせて有効に使用し、SEO対策に役立てていきましょう。

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