ECサイトで買い物

ECサイトでSEO対策が必要な理由とは?やり方や参考サイトを紹介

ECサイトで買い物

「ECサイトを運営しているけど、売上が思ったように上がっていない」、「Googleで検索しても、自身のECサイトが上位に表示されない」と悩んでいるECサイトの運営者の方も多いのではないでしょうか。

そんなあなたにおすすめなのは、SEO対策をすることです。SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、簡単に言うと検索エンジンで検索した際に、自身のサイトが上にくるように工夫することを指します。

横文字が並んでいるので難しそうに感じる方もいるかもしれません。しかし、SEO対策の基本はシンプルです。それは「ユーザーの満足度を上げる」ということ。これを実践できれば、ECサイトへのアクセスも増え、売上アップが期待できます。

そこで今回は、ECサイトのSEO対策方法と、集客を増やすためのコンテンツSEOに焦点を当てて説明していきます。

ECサイトでSEO対策が必要な理由

ECサイトのマーケティングイメージ

ECサイトを始めたとしても、広告費用ばかりかけて集客を行ったり、Amazonや楽天市場のようなプラットフォームへ出店して手数料がかかる集客を行っている場合、長期的な目で考えた際に売上や利益があがりづらくなることが想像できます。

冒頭で説明したとおり、SEO対策とは検索エンジンでの検索結果を上位表示させるための施策です。検索エンジンでの自然検索で上位表示させるため、費用がかかることはありません。(SEO対策を行うための費用はかかる場合があります)そのため、SEO対策は検索エンジンからの流入を増やし、売上をあげていくために必須な施策だと言えるのです。

ECサイトでのSEO対策のポイント

スマホでECサイトから買い物

ECサイトでのSEO対策にはどんなことがあるのでしょうか。基本は他のWebサイトと同様です。

内部施策を行う

サイトやページのタイトル、メタディスクリプションをしっかりと設定しましょう。また、サイトマップの送信も必ず行いましょう。

モバイルページを用意する

ネットショップを行う際に利用するデバイスが、2018年の時点でスマートフォンが70%を超えているという調査結果がでています。

参照:EC利用時のデバイスはスマホが74%、EC系アプリは50%以上のユーザーにインストール

つまり、スマホで見やすいページを作成しなければ、せっかくサイトへ流入したお客様が買い物をせずに離脱してしまう可能性があるのです。

Googleは順位決定をモバイルページ向けの基準で評価を行うとしています。モバイル対応しておくことは、検索エンジンでの順位にも大きく影響するということなのです。

ペルソナを設定する

ペルソナとは、「具体的なお客様のイメージ」のことです。

たとえば

  • 28歳女性
  • 独身
  • 公務員(市役所勤務)
  • 大阪府在住
  • 年収300万円前後
  • 趣味はインテリアショップ巡り
  • 好きな服装はシンプルでカジュアル。アクセサリーはあまり身につけない
  • キャリアアップのため転職を考えている

といった項目を挙げたものがペルソナと呼ばれます。

ペルソナと似た用語として、「ターゲット」が挙げられますが、こちらはペルソナよりも大まかなお客様イメージとして使われることが多いです。

ペルソナを設定するメリットは、訴求力や満足度の高いECサイトを作られることです。

ただし、扱っている商品やサービスによっては、ペルソナを設定しにくい場合もあります。たとえば、トイレットペーパーや文房具など、性別問わず、幅広い年代に使われている商品などは、ペルソナを設定しない方が良いケースがあるのです。そのため、「必ずペルソナを考えなければならない」とは一概には言えません。

しかし、このあとに説明する

  • 集客用のコンテンツ作成
  • ロングテールキーワード設定

の際に、ペルソナが設定されていると、施策を取りやすくなります。そのため、なるべく検討しておくことをおすすめします。

なお、ペルソナを設定する際には、以下の項目を明らかにしておくと良いでしょう

  • 年齢、性別、住所
  • 人間関係(独身、既婚、友人関係など)
  • 仕事、年収
  • 趣味
  • 見た目の特徴
  • 性格
  • インターネットの利用状況(使っているデバイス、よく見るサイトなど)
  • 現在の悩み

CVしやすいキーワード選定を行う

あなたのECサイトが、検索結果の上位に表示される確率は低いかもしれません。というのも、楽天やamazon、ZOZOTOWNといった大手のECサイトが上位に表示されやすいからです。それらのサイトよりも上位に表示されるには、時間と多額の費用が必要となってくるでしょう。

また、「スニーカー」というビッグワードで検索順位をあげようとすると大変です。また、「スニーカー」と検索したユーザーがレディースのスニーカーを探していたのに、自身のサイトではメンズスニーカーしか販売していない場合は、売上にはつながりません。これでは非効率ですよね。

そこで、「スニーカー レディース 白」といったような検索ボリュームが小さいロングテールキーワードを狙ってページを作成します。ユーザーからしても自分の探している商品が載っているページにすぐたどり着けるため、CVする確率は格段にあがるでしょう。

ロングテールキーワード、複数の単語の組み合わせによって検索されるワードのことを指します。

ロングテールキーワードの特徴としては、

  • 検索結果上位を狙いやすい
  • 訴求力が高い

ことが挙げられます。

記事やブログなどを活用したコンテンツSEOを行う

これは、商品が欲しいと思っている直接的なユーザー(顕在層)に向けたコンテンツだけでなく、その商品に関連する悩みや情報をコンテンツ化し、将来お客様になりえる潜在層を取り込んでいくための施策です。

例えばさきほどのスニーカーを例にあげるなら、

  • 白いスニーカーのコーディネート
  • 汚れた白いスニーカーの汚れを落とす方法
  • 20代に女性に人気のスニーカーランキング

などのコンテンツを作成して潜在層を取り込みます。

事例は最後にご紹介しますが、このようなコンテンツを活用しているECサイトは多く、効果のほどが想像できます。

コンテンツSEOを活用する方法

ECサイトのブログ

集客用のブログは1日で、効果が出るということは珍しいです。そのため、長期的な運用が必要となってきます。ここで諦めてしまうEC担当者が多いかもしれません。

しかし、半年、1年、2年と長期的に更新し続けることによって、24時間働いてくれる営業マンのように、ECサイトの集客やPRに役立つメディアになるのです。

どのような良い商品を扱っていても、ユーザーに見つけてもらわなければ、購入されにくいはずです。

Webマーケティングの調査では、検索結果2ページ目以降のサイトにアクセスするユーザーは全体の5%以下というデータもあります。そのため、集客用ブログで検索結果の上位を狙い、ユーザーに見つけてもらうよう努めることが大切なのです。

ECサイトの集客用のコンテンツを運用するには、主に以下の流れを取ります。

1.ペルソナ・キーワードを設定する

先程も触れましたが、ペルソナを設定するとユーザーの指針が見えやすくなるため、記事の内容やデザインを決める際の判断スピードが速くなります。そのため、なるべくペルソナを設定してからコンテンツを作るようにしましょう。

また、ペルソナを想定にロングテールキーワードを設定していくことも重要です。

  • ペルソナが興味ありそうなこと
  • ペルソナが悩んでいること

等を参考に、ロングテールキーワードを設定していきましょう。

Yahoo!知恵袋発言小町などのQ&Aサイトで、ユーザーがその商品に対してどのような悩みを持っているのか探るのも有効です。

2.何を発信するかを決める

続いて、先ほど設定したペルソナを元に、どのようなコンテンツを発信していくかを決めていきます。

自らが発信したいことではなく、あくまでも「そのペルソナが必要としている情報かどうか」を意識してコンテンツを作っていくと良いでしょう。

3.どのように発信するかを決める

どのように記事を書いていくのかも、ユーザーの満足度を上げるために考えなければならない項目です。

満足度が高まる例としては、

  • 図解やイラストが多い
  • 見やすいデザイン
  • わかりやすい

記事などが挙げられます。

また、

  • ユーザーが分かりにくい用語が入っていないか
  • 上から目線の内容になっていないか

など、文体にも注意するようにしましょう。

4.分析を行いPDCAを回していく

続いて記事を更新してからは、PDCAを回していくことも大切です。そのためにも、分析ツールを導入しましょう。

主な分析ツールとしては、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどが挙げられます。これらは無料で利用できるアクセス解析ツールです。利用することによって、ユーザーの滞在時間や人気のある記事、どのようなキーワードで訪問したかがわかります。ユーザーの滞在時間が短い記事では、どのような内容を追記していけば良いかなどを検討して、随時リライトすることをおすすめします。

また、競合となるECサイトのブログ記事を見て比較することも大切です。

  • そのブログに掲載されていないことは何か
  • そのブログで人気のコンテンツは何か

を探し出し、自社のECサイトのブログに活用していきましょう。

コンテンツSEOで参考になる事例

最後に、集客用のコンテンツSEOを行っているECサイトの事例を紹介します。

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店_トップページ

日用雑貨やアクセサリーを扱っているECサイトの「北欧、暮らしの道具店」。スタッフのアイディアや買いつけ日記等のコラムが更新されています。

ECサイトの記事となると、「売りたい」という意思が表に出てしまいがちです。しかし、ユーザーは「売りつけられている」と感じてしまうと、離脱してしまうこともあるのです。その点を、北欧、暮らしの道具店は、売りつけ感を感じさせない内容でコンテンツを制作しています。

記事に使用されている写真のトーンや文体も統一感があり、「このお店はオシャレだな」「どのような物を扱っているんだろう」というユーザーの行動も期待できます。

土屋鞄製作所

土屋鞄製作所_トップページ

土屋鞄製作所のサイトでは、文章よりも、綺麗な商品写真やコーディネート写真が印象的です。

「ライターに外注する費用が無い」「EC担当者がコンテンツを作成するのが苦手」という場合は、土屋鞄製作所のように、ビジュアルに特化したコンテンツブログも考えてみてもいいかもしれません。

ニキペディア

ニキペディア_トップページ

ニキペディアはニキビの悩み解消に特化したブログメディアです。ニキビケア商品のプロアクティブで有名なガシー・レンカー・ジャパン株式会社が運営しており、月間PV数はなんと90万PV。

ペルソナを設定し、彼らの悩みに具体的に答える内容にしたことで、PV数が増えたそうです。ニキビというと、ニッチな内容ですが、特化することで数十万のPVを得ることも可能なのです。

そのため、「自社のECサイトは取り扱っている商品が限られているから」と、ブログメディアに消極的にならず、ブログ運営をしてみてはいかがでしょうか。

おわりに

今回は、EC サイトがSEO対策をするメリットとやり方をご紹介しました。

ECサイトのSEO対策としては、集客用のブログコンテンツを更新することが挙げられます。そのためには、ペルソナを設定し、ロングテールキーワードを狙っていくことが有効です。ブログコンテンツを充実させ、検索結果の上位に掲載されるようになると、アクセス数が上がり、ECサイト自体の売上アップも見込めるはずです。

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