大規模サイトのSEO対策をする人

大規模サイトは要注意!SEO対策でチェックしておくべきポイント

大規模サイトのSEO対策をする人

大規模サイトのWeb担当を任された方や、SEOコンサルを行っている方で、大規模サイトのSEO対策について詳しく知りたいという方もいるのではないでしょうか?

小規模サイトのSEOは実績があるけれど、大規模サイトは経験がなく不安だという方も少なくないはずです。

本記事では、大規模サイトで行うべきSEO対策や小規模サイトSEOとの違いを解説します。大規模サイトで安定したアクセスを獲得するために、SEOは欠かせない存在ですので、しっかりと理解しておきましょう!

大規模サイトとは

たくさんの大規模サイト

大規模サイトとは、コンテンツが充実しており安定的にアクセスを集めることができるサイトで、ポータルサイトやECサイトなどに多いとされています。記事数やアクセス数に明確な定義はありません。記事によって様々ですが、200記事以上、月間10万ページビュー以上あれば「大規模サイト」と呼んでも問題ないでしょう。

数字以外の視点で大規模サイトかどうか判断するとしたら、屋号(ブランド)の認知度が挙げられます。屋号での検索流入が一定数あるというのも大規模サイトの条件と言えます。

大規模サイトと一括りで言いますが、その中でも規模の大きさが分かれます。大規模サイトのトップはGoogleです。他にもAmazon、グノシー、MarkeZine(マーケジン)など、ECサイトやニュースサイトをはじめ様々なジャンルの大規模サイトが存在します。

大規模サイトが小規模サイトに負けることはない?

大規模サイトと小規模サイトへの疑問イメージ

コンテンツ量が多い大規模サイトは、小規模サイトにSEOで負けることはないのでしょうか?結論から言いますと、大規模サイトが検索順位で小規模サイトに負けることは十分あり得ます。ですから、記事が大量にあるからと言って油断してはいけません。

大規模サイト・小規模サイトそれぞれに相反する形でメリット・デメリットがありますので4つずつ詳しく解説していきます。大規模サイトで実施すべきSEO対策については4章で後ほどご説明します。

大規模サイトの特徴

大規模サイトの特徴4つは以下の通りです。

ドメインパワーが強くなりやすい

大規模サイトはコンテンツ量が多く、ドメインパワーが強くなりやすいと言われます。ドメインパワーが強いとどんなメリットがあるかと言うと、同じターゲットキーワードで同じクオリティの記事を載せたとしても、ドメインパワーが弱いサイトより検索上位表示される傾向があります。また、記事を公開してから上位表示されるまでの時間も比較的早くなるため、公開したてのコンテンツでも検索流入を集めやすくなります。

コンテンツが充実してアクセス数が多い、内部リンクや外部リンクも増えやすくなるといった影響で、大規模サイトのドメインパワーは強くなりやすいのです。

コンテンツが充実するまでに時間と労力を要する

大規模サイトは、小規模サイトと比べてコンテンツ量が圧倒的に多くなるため、完成形になるまで時間と労力が掛かります。

記事作成にアウトソーシングを利用する場合は、外注さんのマネジメントや記事クオリティを高く保つためのマニュアルなど、間接的に多くの作業が発生しますね。時間と労力、また初期投資費用がかかるため、コンテンツが充実する前にサイトを閉じてしまうケースも少なくありません。

完成形が見えればドメインパワーが強くなり、収益化もしやすくなりますが、そこにたどり着くまでに時間と労力がかかるのが大規模サイト一番のデメリットでしょう。

サイト構造が複雑化しやすい

大規模サイトはコンテンツ量が多く、ターゲットキーワードの重複やカテゴリが増えすぎるなど、サイト構造が複雑化しやすいというデメリットがあります。

幅広いテーマを扱えるが故に、カテゴリやタグが複雑になってしまい、知らぬ間にユーザーにとって不便なサイト構造となっていることがあります。そもそもSEOは、ユーザーの検索意図に対して最適な答えを出してあげることが前提ですので、サイトの複雑化によって離脱率が増加してしまうと、検索順位にも影響を与えてしまうでしょう。

大規模サイトは複数のテーマを扱える反面、サイト構造が複雑化しやすいことを覚えておきましょう。

アクセス数を集めやすい

大規模サイトはアクセス数を集めやすいメリットがあります。

ドメインパワーが強いことに関連するのですが、コンテンツ量が多いため、検索画面で記事が表示されるキーワード数も小規模サイトより多くなります。ドメインパワーが強くなると、検索順位も上がりやすくなり、アクセス数も安定するという好循環になります。この循環に入るまでに時間と労力がかかるというデメリットをご紹介しましたが、逆にここまで来てしまえばアクセス数を増やしやすくなるのが大規模サイトのメリットです。

小規模サイトの特徴

大規模サイトに相反する形で小規模サイトにもメリット・デメリットがあります。ここでは以下4つを紹介します。

コンテンツ充実までのスピード感が速い

記事数100以下で構成される小規模サイトは、大規模サイトに比べてコンテンツ充実までのスピードが速いです。それだけ時間・労力・お金が抑えられるため、早く収益化したい場合や集客を急いでいる場合は小規模サイトを作るのが良いと考えられています。

中には20記事前後で構成されいている小規模サイトもあります。成果が出るまでのスピードを求められている場合は、コンテンツ充実が早い小規模サイトをおすすめします。

明確なターゲットユーザーにリーチしやすい

小規模サイトは基本的にテーマを1つに絞り制作します。ターゲットユーザーを明確にしてコンテンツを作っていくため、ピンポイントでターゲットユーザーにリーチできるのが特徴です。サイト内の記事は全て1つのテーマに関連するものなので、1セクションあたりのページビューも多い傾向があります。

商品購入やサービス申し込みなど明確なゴールが設定されている場合は、小規模サイトを利用するとコアなターゲットユーザーにリーチしやすくなるでしょう。

ドメインパワーが弱い

記事数が少ない分、大規模サイトと比べてドメインパワーが弱くなってしまうのが小規模サイトのデメリットです。同じテーマの競合サイトにあっさり検索順位を抜かされてしまうこともあり得ます。コンテンツ内容では小規模サイトが優れていると思っても、ドメインパワーが強い大規模サイトの方が検索順位が良いという体験をしたことがある方もいるのではないでしょうか?

Googleをはじめ検索エンジンのアルゴリズムは定期的にアップデートされるため、ドメインパワーが全てとは言いませんが、少なくともSEOに影響を与えることは確かです。

アクセス数に限界が来る

小規模サイトは、テーマを絞っているため、アクセス数に限界があります。季節によるニーズの変化等で多少の変動はあるものの、決めたテーマの月間検索数によってアクセス数の限界が見えてきます。

テーマを拡張していくこともできる大規模サイトと比べると、アクセス数はテーマを絞れば絞るほど少なくなってしまうでしょう。

大規模サイトがSEO対策をするべき理由

複雑化したサイトを整理する

大規模サイトがSEO対策をするべき一番の理由は、「記事が増えてくるとサイトが複雑化するから」です。

2章でも紹介したように、大規模サイトは構造が複雑になることでユーザーの満足度が下がり、クローラビリティも下がります。クローラビリティが下がると、検索エンジンからのサイト評価が下がり、検索順位も落ちる傾向があります。

ここまで来るとお分かりかと思いますが、検索順位が落ちればクリック率が減少しアクセスも減っていきますね。商品・サービスを販売しているサイトであれば売上は下がりますし、アフィリエイトサイトであれば報酬が下がってしまいます。

では、記事が多く複雑化しやすい大規模サイトではどのようなSEO対策を実施すれば良いのでしょうか?

大規模サイトで行うべきSEO対策とは

SEO対策の説明イメージ

大規模サイトで実施すべきSEO対策は大きく4つあります。

サイト構造の見直し

カテゴリの階層を見直すことは、大規模サイトでやっておきたいSEO対策の一つです。複数テーマを扱える大規模サイトだからこそ、記事のカテゴリ分けをシンプルにまとめる必要があります。アクセスを多く集めている昔の記事がどんどん深層に追いやられてしまうと、検索エンジンのクローラーはその記事を見つけにくくなり、評価が落とされかねません。クローラーに限らずユーザーから見ても、ごちゃごちゃしていて回遊しにくいという理由で離脱する可能性があるので、大規模サイトであってもサイト構造をシンプルに保つことが重要です。

記事タイトル、キーワードの見直し

コンテンツが充実していく上で、記事タイトル・ターゲットキーワードの重複が起こってきます。同一サイト内の重複コンテンツはSEO上良くありませんので、リライトやタイトルの変更、またはページの統合を行い重複を減らしていきましょう。リライトではどうしようもない重複コンテンツが存在する場合は、「canonical」や「noindex」を設定するという方法もあります。

アウトソーシング等を利用して複数人で記事を作成している場合は、特にコンテンツの重複に注意して、サイトを設計しましょう。

ページ読み込み速度の最適化

ページ読み込み速度はSEOに影響を与えます。サイトが大きくなるにつれ、負荷がかかりパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。

モバイル端末が発達した現在、PCよりもスマートフォンでの検索が多くなっています。サイト制作や記事作成を行っている人達は、PCの利用時間が長く、調べ物があればPCを使う方が多いので、このスマートフォンからの検索が多いという事実を見失いがちです。

検索画面からサイトをクリックしたものの、読み込み時間が長すぎてブラウザバックした経験がある方もいるのではないでしょうか?どれだけコンテンツが良くても、読み込みが遅いとスタートラインにも立つことができません。

ページ読み込み速度を速める方法として、画像の圧縮、CSS・JavaScriptの簡易化、AMP(Accelerated Mobile Pages)の導入といったSEO対策があります。

今後、ますますスマホからの検索が増えていくことを考えると、コンテンツ料が多く重くなりやすい大規模サイトは、読み込みを早くすることが重要です。

リンク切れ、重複URLの確認

ドメイン歴が長いサイトでは、過去記事内にある外部リンクのリンク切れや、URL変更に伴う内部リンクのリンク切れ・重複URLなどの問題が発生します。

リンク切れのサイトを見た時、ユーザーの信頼度は下がり情報の信頼性を損なってしまいます。ユーザーだけでなくクローラーからの評価も下がりSEOに良くありません。

また、サーバーの設定によっては「https://〇〇〜」と「https://www.〇〇〜」の両方で同じページにアクセス可能になっていることがあります。この状態もSEOの観点では重複コンテンツと見なされるため良くありません。

特に運営歴が長い大規模サイトでは、リンク切れや重複URLを定期的にチェックするようにしましょう。

おわりに

SEO対策について書かれたタブレット

今回は、大規模サイトならではのSEO対策や、小規模サイトとの違いをご紹介しました。

大規模サイトと小規模サイトは相反するものであり、それぞれにメリット・デメリットがあります。

  • 大規模サイトの特徴
    • ドメインパワーが強くなりやすい
    • 育つまでに時間と労力を要する
    • サイトが複雑化しやすい
    • アクセス数を集めやすい
  • 小規模サイトの特徴
    • コンテンツ充実までのスピード感が速い
    • 明確なターゲットユーザーにリーチしやすい
    • ドメインパワーが弱い
    • アクセス数に限界が来る

上記の特徴を把握した上で、大規模サイトが取り組むべきSEO対策は以下の4つです。

  • サイト構造の見直し
  • 記事タイトル、キーワードの見直し
  • ページ読み込み速度の最適化
  • リンク切れ、重複URLの確認

これらはコンテンツ量が多く複雑化しやすい大規模サイトだからこそ特に注力したいSEO対策です。ユーザー目線のコンテンツを作っていくことが大前提ではありますが、今回ご紹介したSEO対策がサイトのアクセス増加、およびビジネスのスケールアップに繋がりますと幸いです。

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